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高血糖は早めのコントロール

高血糖は早めのコントロール

この50年間で、日本の糖尿病患者数は50倍にも増加しました。
糖尿病で治療を受けている患者のほか、糖尿病の可能性を否定できない人(糖尿病予備軍)
を含めると、その数は2000万人を超えるといわれています。

糖尿病とは、血糖が慢性的に高くなっている状態を指します。
血糖とは、血液中のブドウ糖のことです。
食事をすると、上昇して空腹になると減ってくるブドウ糖は、全身の細胞を働かせるエネルギー
源です。
血糖値とは、血液を検査した際に、このブドウ糖(血糖)の量を、数値で表したものです。

糖尿病

健康な人であれば、食事によって血糖値が上昇しても、一定のラインを超えることは
ありません。
しかし、糖尿病にかかると、高い値が続いたままになり、血管や臓器が糖によって傷つけられて
しまいます。(血栓症の要因)
これが、糖尿病の三大合併症といわれる、神経の病気、目の病気、腎臓の病気をはじめ、
さまざまな病気の原因につながります。

糖尿病 〜まずチェックしておきたい検査

尿糖(にょうとう)
基準値 食後も陰性(ー)
尿糖にブドウ糖が出ているかどうかを調べます。
尿糖が陽性(+)だと、この2〜3時間に一時期でも血糖値が180mg/dℓ以上になっていることを
意味します。

血糖値(けっとうち)
朝食前空腹時血糖値が
126mg/dℓ以上・・・糖尿病域
110mg/dℓ未満・・・正常域
OGTT(ブドウ糖負荷試験)の2時間後の血糖値が
200mg/dℓ以上・・・糖尿病域
140mg/dℓ未満・・・正常域

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
基準値 4.3〜5.8%
採血前2カ月から採血時までの間の平均血糖値が反映されます。
6.1%を超えていると糖尿病の可能性があります。
食事に関係なく測ってみた血糖値が200mg/dℓ以上であるか、空腹時血糖値か、あるいは
OGTTの2時間後の血糖値が糖尿病域であれば、「糖尿病型」と診断されます。
加えてHbA1cが6.1%以上であれば、糖尿病と診断されます。

糖尿病も予防が大切

糖尿病には、自覚できる症状がほとんど現れません。
短期間で体に痛みが出たり、生活に支障をきたすということはないのです。
しかし、長年放置すると網膜の血管が血栓などが原因で詰まったり、出血して失明したり、
腎臓の機能が衰えて腎不全になり、人工透析を受けなくてはならないという事態に陥ってしまう
こともあるのです。

三大合併症

もしも、あなたが健康診断や血液検査などで、「血糖値が高い」と指摘されているとしたら、
痛くもかゆくもないからといって、そのままにしてはいけません。
食事療法や運動療法などで、血糖値を良好にコントロールするようにして下さい。
たとえ、糖尿病になったとしても、原因を取り除いたり、糖尿病であっても、血糖値の
コントロールさえできれば、糖尿病でない健康な人と変わらない生活を送ることができます。
まずは、尿糖が出ていないか、血糖値、HbA1といった血液検査の数値を確認してみましょう。
特に、親が糖尿病にかかっているという人は要注意です。
遺伝的に両親のいずれかが糖尿病の人は、体質的に将来糖尿病にかかる確率が高くなります。
今は血糖値が正常だという人も、予防を心がけましょう。
「自分だけは大丈夫」という過信がもっとも危険なことはいうまでもありません。