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狭心症と心筋梗塞あるいは血栓の話

狭心症と心筋梗塞あるいは血栓の話

冠動脈の内腔が狭くなって心筋への血流が不足する怖い病気です。

狭心症と心筋梗塞あるいは血栓の話

心臓の筋肉(心筋)は24時間休みなく拍動を続けて全身に血液を送っています。
心筋が働き続けるために必要な酸素と栄養を供給しているのが、心臓を取り巻く「冠動脈」です。
「狭心症」や「心筋梗塞」は、その冠動脈の内腔(ないくう)が狭くなったり(狭窄)詰まった
り(閉塞)して、心筋が血液不足(虚血)になる病気です。
まとめて、「虚血性心疾患」とも呼ばれます。


狭心症では、冠動脈の内腔が狭くなって血流が低下し、一時的に血液不足に陥って、胸痛など
の発作が起こります。
さらに、内腔が狭くなったところに血栓(血液のかたまり)がつまると、そこから先への血流
が途絶えてしまいます。
これが心筋梗塞です。
血流が完全に途絶えると、酸素欠乏になった心筋細胞が壊死し始めます。
「働き者」の心筋は、もともと大量の酸素を消費しており、酸素欠乏に弱いのです。
一度死んだ心筋細胞は二度ともとには戻らず、その部分の心筋は機能しなくなります。
なので、早く血流を再開しなければ、命にも関わります。


冠動脈の内腔が狭くなったり詰まったりする最大の原因は、動脈硬化です。
冠動脈の壁の内側に血液中のコレステロールなどがたまると「粥腫(じゃくしゅ・アテローム)」
と呼ばれる動脈硬化巣ができます。
それが徐々に大きくなって盛り上がってくると、血液が流れる内腔はしだいに狭くなってきます。
ここでの注意点は、動脈硬化が始まっても、症状がまったくないということなのです!
多くは、冠動脈の内腔が90%ほど塞がったところに初めて狭心症が現れます。
そして、この粥腫の表面を覆う皮膜が破れると、そこに血液を凝固させる血小板が集まり、
血栓ができます。
この血栓が冠動脈を詰まらせるのです!


実際には、狭心症にもタイプ(詳しくは狭心症のタイプをご覧下さい)があり、すべての狭心症が心筋梗塞につながるわけではありませんが、中には狭心症から突然死に至る例もありますので、しっかりと対処していくことが大切です。