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コーヒーで血栓予防

コーヒーで血栓予防

血管の内皮細胞には加齢や飲酒、喫煙、過食など、実にさまざまなストレスが原因で、
たくさんの小さな傷がついています。
その傷を治そうとその場所に血小板が集まり、血のかたまりができ、やがてはそれが血栓と
なって血管に詰まり、心筋梗塞や脳梗塞の原因となるのです。

この血小板の凝固を防ぐのに「コーヒー」がいいのではないかという調査結果がアメリカで
発表されました。
この報告の真偽を確かめるべく、ある研究チームが血管の内皮細胞に傷をつけたマウスを使い、
インスタントコーヒーを飲ませたグループと、ただの水を飲ませたグループに分けて、血小板
血栓のでき方をを比較する実験を行いました。
その結果、前者のグループのマウスのほうが血栓ができにくいことが分かりました。

血栓に関するマウスの実験

左の図はマウスを、①インスタントコーヒーを溶かした水②ただの水③抗血小板薬を飲ませたグループ上記3グループに分け、内皮細胞が障害された精巣の動脈に、血栓ができて血管が閉塞するまでの時間を計測したもの。水は一番短い時間で血管が閉塞、抗血小板薬が閉塞するまでに一番時間がかかった。コーヒーは抗血小板薬より短時間だが、水より血栓ができるまでに時間がかかる。すなわち、血栓をできにくくする効果があった。


さらに同様の実験から、インスタントコーヒーではなく、コーヒーの成分であるカフェイン
を溶かした水と、ただの水を用いて実験したところ、血栓ができるまでの時間に大きな差は
ありませんでした。
また、ひとりの人の血液を採取し、「コーヒー」を飲まない状態、飲んだ後の状態で血栓の
できやすさを比較する実験を行ったところ、後者のほうが血小板血栓ができにくいことも
分かっています。

コーヒーには心筋梗塞の治療にも用いられている成分が入っている?

これまでの実験から、血栓の生成を抑える成分はカフェインではないようです。
そこで文献などを調べたところ、コーヒーにはテトラメチルピラジン(リグストラジン)という
物質が入っていることが分かったそうです。
この物質は、中国では心筋梗塞の治療に用いられているものなので、血小板血栓の形成を阻害
する働きがある可能性があります。
コーヒーのどの成分が有効なのかは、現在まだ実験中みたいですが、コーヒーが血小板血栓の
形成を阻害することは間違いありません。
今日から健康のために1日1杯あなたもコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか?


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